実技試験免除制度(介護技術講習制度)の概要

 平成17年度(第18回介護福祉士試験)より導入された制度で、介護技術講習会の終了認定者については技術試験が免除となります。

この制度が実施されるようになった理由

実技試験免除制度(介護技術講習制度) 従来は筆記試験合格者がその後に実施される実技試験を受験し、これに合格することではじめて介護福祉士の資格を取得していました。

  しかし実技試験受講者の増大で、試験の実施体制が課題になるとともに、受験者の質の向上も重要な課題とされてきたために、介護技術の向上を図ること及び、実技試験の適正な実施を図るものとして実施されるようになったのです。

受講資格

 ※以下情報は執筆時点のものです。最新情報は必ず公式でご確認下さい。

  受講資格は介護福祉士の受験受験資格があり、試験を受ける予定で、実技試験の免除を申請しようとするものです。

  介護技術講習会には受講定員に限りがあるため受講資格があり、その年度に行われる試験を受験する人を優先する場合があり、また、これに相当する介護実技能力が求められます。

  注意しなければならないのは、最初の受験申し込み時に、「実技試験を受験するコース」か「申請により実技試験を免除するコース」のいずれかを選択しなくてはなりません。

 さらに筆記試験の前に介護技術講習を受講、修了しておく必要があります。
実施予定は3月頃からネットなどで発表されるので、電話などで希望する実施施設に問い合わせてみてください。

  尚、上記にも書きましたが受講定員には定員があるため必ずしも希望する実施施設で受講できるとは限りません。実施施設によっては抽選方式をとるところもありますので、早めに確認することをお勧めします。

介護技術講習の項目、内容及び時間は下記のとおりです

項目

内容

時間数

(1)介護過程の展開

[1]介護における目標等の講義
[2]事例に基づく介護過程に関する講義及び演習

6

(2)コミュニケーション技術

コミュニケーションの技法に関する講義及び演習

2.5

(3)移動の介護等

[1]社会生活維持拡大への技法に関する講義及び演習
[2]安楽と安寧の技法に関する講義及び演習

6

(4)排泄の介護

排泄の介護に関する講義及び演習

4

(5)衣服の着脱の介護

衣服の着脱の介護に関する講義及び演習

3

(6)食事の介護

食事の介護に関する講義及び演習

3

(7)入浴の介護等

[1]入浴の介護に関する講義及び演習
[2]身体の清潔の介護に関する講義及び演習

4

(8)総合評価

(1)〜(7)までの講習内容の修得に係る評価

3.5

 

合計

32

 実技試験の免除回数は、筆記試験を受験したか否かにかかわらず、介護技術講習修了後引き続き行われる3回の実技試験が免除となります。

  介護技術修了の認定には上記の32時間の受講が必須条件で、さらに総合評価の評点、4日間の講習会の受講状況、受講態度などを総括的に評価、判断して行われます。