介護とは

 介護とは日常生活に支障のある心身障害者の生活を支援すること、又は高齢者や病人などを介抱しお世話することをいいます。

  これはたんに生命の維持を目的とした寿命の長さだけでなく、その人らしく社会生活を営めるよう支援を行うということです。そしてその人らしく生きることが出来ているかを図るための尺度として働く概念がQOL(Quality of Lifeです。

  最初にこの考えが生まれたのは社会経済分野でした。経済発展によって環境汚染や生活条件の悪化が問題となり物質的な豊かさにだけでなく、心の豊かさを求めるものとして生まれました。

 その後医療分野で認識されるようになり、特に治癒に期待出来ない末期癌などのターミナルケア(終末期医療)において主に延命を目的とするものでなく身体的、精神的苦痛の緩和、生命の尊厳など重視されるようになったのです。

 そして近年、高齢者や障害者の福祉の分野においても個人の生活や人生の目標を示すものとなりました。

  更に介護というものについて詳しく説明すると、一体どうしたら正しい介護を行っていけるのかということを、それぞれの場面において考えて行くことが必要であり、介護する側の価値観が入る事は許されないものです。

 だからと言って何でも介護する側の都合でしてしまうことは、介護ではありません。相手がこうして欲しいと思った時にはじめてお手伝いできる。自立につながっていく、そして今現在出来ていることが出来なくならないようにする。それが本来の介護の意味です。

  基本となる理念は自分がされたら嫌な事は決して相手にもしないという事です。