介護予防運動指導員

 東京都老人総合研究所の研究成果に基づき、介護予防のための運動指導等をする能力を有する人として、財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団から認められた人のことを介護予防運動指導員と呼びます。

  介護予防運動指導員は財団法人東京都老人総合研究所に認められた介護予防主任運動指導員が育成しており、平成19年3月末現在、介護予防運動指導員として15,052名が登録しています。

  介護予防運動指導員とは高齢者に対し、介護予防のトレーニング指導をすることができる認定された者であり、「介護予防」とは、単に「要介護状態となることを防ぐ」ということだけではなく、「高齢者の生活機能低下を防ぐことで、健康な状態を保ち生き生きとした生活を送る」という目的があります。

  そのような介護予防を実践するためのサポート者が介護予防運動指導員です。

  介護予防指導員は講習等を受講した後に、東京都老人総合研究所(以下老人研)からの認定を受けて、老人研が保有する予防介護のための各種プログラム、高齢者の筋力向上トレーニングなどを実践することができることとなります。

  介護予防運動指導員の果たす役割は、実際に高齢者の方に実施していただくための介護予防プログラムを立案し、さらにトレーニングを指導することが挙げられます。

  この他にも行われている介護予防プログラムの効果の測定をする、介護予防診断「※おたっしゃ21健診」を実施したりするなど、単にプログラムやトレーニングを実施するだけでとどまらず介護予防の目的を果たすために総合的に関わって行きます。

  また、介護予防の専門家として、介護予防プログラムの実施のために他の専門職と連携を図っていくことにも大切な役割を担っています。

  ※「おたっしゃ21健診」とは東京都老人総合研究所が開発した老年症候群のリスクをその場で判定することができる健診です。簡単な18項目の質問と3項目の体力測定(握力、片足立ち、歩行速度)によって、身体の衰弱、転倒、尿失禁、低栄養、軽度認知症のリスクをその場で判定することができます。