介護現場での感染リスク
介護現場では、様々な場所で感染の危険性があります。医療現場においても新型インフルエンザが大流行した場合に 医療従事者の26%が転職を考えている とのアンケート結果もあるほどです。
介護現場において自らを感染から予防し、また 自らが感染源とならないようにし、感染源を拡大させないためには、以下のようなことがあげられます。
1.排泄物と汚物の適切な処理
汚物または、汚物で汚れた物品を一時的に保管する場合、その汚物室の床や汚物を入れる容器の周囲は、菌数が特に多い場所となります。また便をはじめ 排泄物や紙パンツなどの汚物は、大量の感染源を含んでいますので取り扱いは、特に注意を要します。紙パンツなどの汚物は、しっかりと密閉することが大切です。
またシーツなどの寝具にも多くの菌が付着していることがありますので シーツの交換などは、ホコリを飛び散らさないよう丁寧に、静かに行うことが菌の飛散と感染源の拡散を防ぐ有効な手段となります。
2.介護者の手指の保清
トイレ介助やオムツ交換時のプラスチック手袋の使用、その後の手洗い。手袋の使用だけでは、小さな孔が開いていたり、外すときに手についてしまったりするため その後に流水による薬用石鹸での手洗いと 消毒薬の使用が重要です。また あかぎれなどの手荒れにも注意しましょう。小さな傷から感染する可能性があります。
3体調管理
利用者は、もちろん 介護者本人の体調管理が重要です。バランスの良い食事をする、規則正しい生活をするなど 基礎体力をつけることで免疫力をつけ 感染を予防します。
4環境の保清
介護に使用した用具の洗浄、車椅子、テーブル、室内の清掃、送迎用または、器具などを運搬する車などです。これらを洗浄、清掃するときは、アルコール系の消毒薬だけではなく 酸素系の漂白剤なども併用すると効果的です。塩素系のものを使用する場合は、使用上の注意をよく読み他のものと混ぜないようにしてください。なぜアルコール系だけだといけないのかというと、ノロウイルスなどは、アルコールでは、効果がないためです。複数のものを使うことで除菌、殺菌効果を高めるのです。
介護の基本である入浴介助、食事介助、排泄介助には、常に感染の危険性があります。
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