職員同士の連携
何処の職場も同じだと思いますが介護の仕事も一人ではできません、介護者と介護を受ける人との、2人だけの関係ではないのです。
特に介護福祉施設などでは複数の職員で複数の人をみるわけですから職員同士の連携、チームプレイが重要になってきます。
そのためには全職員が同じ思いで職員意識の統一を行い、職員同士声を掛け合い、全職員に伝えるため、パソコンやノートでの情報共有、各種会議と申し送りでの伝達を、漏れのないように繰り返し行うことが大切です。
連携をとることで事故を未然に防ぎ、信頼関係を築くことで職員同士のトラブルも未然に防ぐのです。
介護の現場で退職していく人たちはお年よりと心が通じないからといってやめる人はあまりいません、共に働く人と共感できない、喜び合えない、悲しむこともできないと感じた職員は辞めてしまおうとおもうものです。
一人のお年よりに丁寧にかかわることができるのは、他の職員がほかのお年よりをしっかりとみていたためなのです。
認知症のお年寄りなどはその時々でまったく対応が異なってきます。 たとえば入浴に誘うときでも気分よく応じてくれることもありますが、不穏になりなかなか脱衣場まで歩いてくれないこともあります、そのようなとき、「○○さん、お友達のXXさんがお話ししたいそうです、あちらで待っていますよ一緒に行ってみませんか」とこえかけして一緒に脱衣場までお話や、トイレを誘導しながらむかいます。脱衣場まえで「○○さんここですよ」と大きな声で話します。
これは脱衣場にいる職員に「○○さんが来た」ことをしらせるためです。そして「XXさんが中でまってますよ」と中へ促します。このとき不穏になりなかなか脱衣場に入ってくれないとき、脱衣場の職員が「○○さん、お元気、お久しぶりね、XXだけど憶えていますか立ち話も疲れますから、中で座ってお話しましょう」と声をかけてくれます。「さぁ、XXさんも言われていますし中に入りましょう」と職員2人で脱衣場へ見守り介助し入ります。
もちろん脱衣場の職員の名前は「XX」さんではありません。
これはそれぞれの介護員が「○○」さんの利用者の趣味、今までの人間関係や職歴をきちんと把握し、常日頃から職場全員の人間が情報を共有しているからです、さらに、脱衣場の前で「○○さん、XXさんが待ってますよ」と大きな声を掛けるのは上記のように他の職員に報せるためと、今「○○」さんをどのような状態で連れてきているかを告げているのです「○○」さんはお風呂に入りに来ているのではなく、XXさんとお話をしにきたのです。
介護職員は役者でもあるのです、その場で即興の舞台を演じるのです。
時には、職員ではなく脱衣場にいる利用者に、「○○さんを一緒にお風呂に誘ってもらえませんか」とお願いすることもあります。これはもちろん、職員がめんどくさいからではなく、利用者同士の関係や、声を掛けいただく利用者と職員の信頼関係がなければできません。
職員同士で連携をとるとうのは単に情報を共有するだけでなく信頼しあえることが大切なのです。
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