レクリエーションについて

 レクリエーションとは自由意志によって、楽しい気持ちを起こさせ、心豊かなコミュニケーションの手段としておこなうものです。決して時間つぶしや授業の科目のようであってはなりません。しかし職員の中には単なる暇つぶしや娯楽だと考えている方がいます。

 確かに他の食事や排泄などは、やらないと利用者の方の健康に問題が出てきますがレクリエーションは差しつかえないからです。しかしレクリエーションには、同じ場所で同じことをし、同じ時間を過ごすことの大切さ、楽しさがあります。

さらにレクリエーションには三つの大きな役割があります。

  1. 理的心理的欲求の充足:心身の状態を良くすることです。これはリハビリや健康、機能回復といったものです
  2. 社会的欲求の充足:人間関係を改善し、役割意識、コミュニケーション作りができるのです。社会性や役割意識、生きがいや人間関係の喜びといったものです。
  3. 知的欲求の充足と生きがい作り:余暇時間を楽しく過ごせるためのお手伝いをするということです。単調で退屈な生活から生きがいを作るということです。知的欲求の充足、自己実現、余暇のより良い利用法、単調で退屈な生活からの脱却、生きるための意欲などです。

 単なる暇つぶしとして行うのではなく介護職自らが楽しみ、自分が変わることで他者も変わってくるのです。

  職員が仕方なさそうにし、参加されている方々もつまらなさそうにしているレクリエーションでは意味がありません。職員と参加者全員が楽しくやるのがレクリエーションです。初めてレクリエーションに参加された人はなかなか、恥ずかしさとプライドもありなかなかうちとけてもらえないものです。しかし皆が楽しそうにしていれば興味も沸きますし、うちとけるのもはやいのです。またこのような人をいかに早く和ませるかが介護職員の仕事です。

 レクリエーションは他人との人間関係を作る上で大切なものです、閉じこもりきにになってしまったお年寄りに、レクリエーションという「遊び」や「ゲーム」を通じ再び社会のルールや人間関係をおもいだしてもらうことができます。

  家庭のなかで孫の世話、炊事、洗濯など自分の役割を持っている高齢者はとても元気です。お年寄りだからといって、役割を取り上げるのは良くありません。役割があるからこそ、生き生きとした生活を送れるのです、役割を取られた高齢者はあっというまに認知症になってしまったりします。