施設における様々なイベントについて

  介護福祉施設では、日々のレクリエーションから、お正月、イチゴ狩り、お祭り、買い物、動物園ツアー、コンサートなど、各施設で思考をおこなっていると思います。これらの目的はレクリエーションやリハビリと同じように身体機能の維持向上や、社会性の維持向上が主な目的ですが、単純に利用者に喜んでもらいたい。と言う気持ちから職員が試行錯誤しおこなっています。

 しかし必ず何処の施設でも行っているわけではありません一部の通所リハビリテーションでは、身体の維持向上が目的なので入浴、やこのようなイベントを行わないところもあります。

  そこの施設でのお祭りともなると利用者本人だけでなくその家族も参加されています。これは皆で楽しむだけでなく、利用者が施設でどのように過ごしているかを見てもらう目的もあるのです。入所施設ではよく面会にこられたりして普段の様子を見てもらうことがありますが、通所施設などでは、なかなか利用者がどのように過ごしているか、またどのようなことを行っているか、さらにはどのような人たちが通所されているのかを知る機会でもあるのです。

  大掛かりな物になると一ヶ月以上をかけ夜遅くまで準備するのです。 お祭りのような大掛かりな物は、飾りつけなどを普段のレクリエーション時に一緒に作成したりします。すると当日「あれは私がつくったものだよ」と家族に話をすることで施設での様子等も家族にみてもらえるのです。

  このようなイベントで喜ばれるものは、外部の方たちを呼んで行う芸よりも現場の職員が行う芸が大変よろこばれます。どんなに下手な踊りや歌だったとしてもです。終わった後に「やっぱり知らない人が上手にやっているのより、知っている職員さんがやってるのがおもしろい」といわれることでしょう。

  さらに「いつもはむすっとしてる職員が、濃い化粧をしておどっている」「主任さんも踊るんだ」などいつもは話を余りしない方でもイベントが終った後からは喋りかけてくれるようになったりします。

  確かに大きなイベントを行うことは職員にとってかなりの負担となります、大きなイベント前には事務室が「楽屋裏」のようになってしまうこともあります。休み時間に「被り物」を作ったり「飾り」を作成したり。時には夜中まで残り飾り付けをしたり。全員が流れ作業でつくったりすることもあるのです。

  他の部署の方たちにも参加していただいたりすることで、自分たちの所では見れない様子を見ることもできます。これが今後のリハビリや介護の方針を決めるときに役に立つこともあります。また職員同士も協力し他の部署のかたとも合うことで勉強にもなるのです。

  日々の介護で余裕が無くどうしても、おざなりな物になりがちですが、一生懸命やっただけ、得られるものも多いはずです。 こういったイベントを1点からとらえず、様々な点と点を結ぶものにしていくと自分のこれからの仕事にも役立つのではないでしょうか?